エミーナ
2007年2月18日(日) アルカディア
今回のアルカディア、参加者は10名とちょっと。
私が遊んだゲームは、“うさぎとハリネズミ”、それに“エミーナ”の2つ。
“エミーナ”はご存知ハーレムを作るハッピーなゲーム。実体験からかけ離れてますが。
素敵な女のこの方の方から惹かれてやってくる。こんないいことあればいいですね。
見栄え、地位、宮殿、お金と4つの要素のどれかに惹かれて女の子達が寄ってくる。
毎ラウンド1人の女性が登場。その子の好みは、上記の4つのどれか?
地位ひ惹かれる女の子だったら、そのラウンドの時点でトップの地位を得ているところに押しかけてくる。
女の子たちは可愛いが、維持費も掛かる。中にはお金だけでなく、1ラウンド仕事そっちのけでかまってあげないといけない娘もいるし、とっても嬉しいおみやげを持ってきてくれる娘も来てくれる。
なんとも楽しいゲームです。
でも、ゲームは競りと、能力・魅力を蓄える経営ゲームの趣。
決して簡単なゲームではありません。
それに時間も掛かる。
でも面白かった。
ファクトリーファン
2007年1月27日(土)おてばん
最近ゲーム会で遊んでいないなぁ。ゆうもあ以外は、今年になって初めて。新作ゲームもほとんど未体験。
今回も初ゲームが3つ。気に入ったのは、“ファクトリーファン”。
工場の生産ラインを作り上げていくゲームですが、他人との駆け引きはほとんど無く、ソロプレイのパズル的なゲームでした。
毎回4枚の生産ラインから任意の1枚を手に入れ、自分の工場内にうまくラインをつなげていく。
4枚の中から1枚を選択するのは早い者勝ち。ここだけが他のプレイヤーとの絡みがある部分。これ以外は100%ソロプレイ。
ラインの投入材料は、赤、黄、青、茶の4種。各生産ラインは、投入物が1〜3種必要であり、どのラインからも生産物が1つできてくる。ラインにはそれぞれポイントがあり、使用した投入物との差額がポイントになる。
生産物をまた次のラインに投入すると高得点。実は得点の大半がこの方式で手に入るので、いかに生産物を転がして次々とラインをつなげていくかがゲームのポイントになる。
生産ラインを狭い工場内に収めるために、パイプラインをどのように引いていくかがパズル。
ソロプレイですがパズルが好きな人は好みのゲームになるかもしれません。
ローマ帝国の危機(歴史カタン)
2006年11月4日(土)関西JAGA
歴史カタンの新作、今度は蛮族来襲によるローマ帝国滅亡のシナリオ。
プレーヤーはゲルマン民族となり、勢力衰えたローマ帝国内に進入し、永住の国家を建設するゲームです。
永住地を定め、国を広げて10勝利ポイントを目指します。
ダイスを振って資源獲得するところはカタンですが、資源交渉もさほどなく、従来のカタンのイメージとはかけ離れていました。
ゲーム展開によりステージが2つに分かれてます。
1つ目は、蛮族の略奪・戦力の補強モード
2つ目は、国の設立と領土の発展モード
自部隊は騎兵と歩兵の2部隊。これが各個バラバラに行動します。ユニークなのは永住地を定めるまでは、ひたすら動き回ってローマの都市を略奪すること。
毎回ダイス目4つ分の資源が入りますので、ぞくぞくと資源は手に入ります。それでも経の増強、幌馬車(愛称です!)の増強と資源カードはいっぱいいります。
ヨーロッパの3エリア以上の都市を略奪できると、今度はローマ都市を占領できるようになります。ここからは新国を発展させるモード。
国発展モードに入ると、資源は益々沢山入ってきます。でも必要な資源の量も増え、相対的には常に資源不足の感じ。この辺りはバランスを取っているのでしょう。
カタンらしく、ボーナス得点の方式は幾つかあり、オーソドックスに責めるもよし、発展カードを狙うのも良し、建国までに略奪を繰り返すのも作戦です。
今回は5地域略奪作戦の人が勝ちました。
なかなか面白いとは思いましたが、いかんせん時間が掛かる。今回はルールブック読みながらのインストで、インストも含めて3時間強。
ルール把握している人が説明すれば、インストは多分20分。ゲーム展開も事前に概要を聞いていればトータル2時間程度では収まるとは思います。
ちなみに、建国してからは悩むところも少なく意外と展開は早いです。
R-ECO
2006年10月21日 おてばん
今回一番気に入ったのが、“R-ECO”。
かわさきさんのオリジナルゲームです。
3年前のゲームパーティー2003にて、手造り品を遊ばせていただいた時以来のプレイです。
今回、ヤポンブランドとしてリリースされた一応新作です。
プレイヤーはゴミ回収業者となって、ゴミの分別回収を行います。
分別して工場にゴミを届けると、報酬が貰えます。でも、ゴミが4つ以上工場に溜まるタイミングでないと報酬はなし。いつ持ち込むかのタイミングが大事です。
最低1枚は毎手番工場に持ち込まないといけないところは、ダミーを思い出します。一方、工場に持ち込むたびに、新たなゴミを回収しないといけません。
ゴミはトラックに積み込んで回収しますが、トラックに入るゴミ量はカード5枚まで。これを越えると、不法投棄しないといけない。不法投棄はいきなりマイナス点になりますので、できれば避けたいが、避けてばかりいると報酬が稼げない場合もある。
この辺りの枚数とタイミングの揃え方が、抜群のバランスで出来上がっています。
運の要素が非常に大きく、何も考えずともうまく回転するケースもあり、それはそれだハッピィー。でも毎回そううまくはいかず、頭を悩ませます。
簡単なゲームですが、適度に悩ましく、非常にいいゲームと感じました。
盗賊騎士
2006年10月7日(土)関西JAGA
かなり悩ましいゲームです。運のバランスも丁度良く、久しぶりに満喫しました。
幾種類ものタイルの中で得点になるのは、1点(砦)、2点(村)、3点(街)の3種。ここに自分の騎士を配置していく。ゲーム終了時に一番上に自分の騎士が乗っているところが自分の領土。いかに最後に乗っかるかを考えるゲームです。
騎士は、砦タイルを置いた時に、砦タイルからしか出動できません。
一時に出動できる騎士は最大5人まで、さらに騎士は直線でしか進みませんので、砦を置く場所が重要。
配置エリアには制限があり、4人ゲームだと10×10マスの範囲に限られており、中盤以降は外郭が決まってきます。ここからが本当の勝負になるのかな?
自分の置いたタイルを守るように池や山岳を配置したり、平地で囲んだりと作戦を色々考えられます。
でも手持ちタイルは常に2枚だけなので、引いたタイルで臨機応変に考えないといけない。出した後から後悔することがたびたび。
もう一度遊びたいゲームです。
ボードゲームとドイツビールの宴2
ボードゲームとドイツビールの宴の詳細をレポートしておきます。
会場は洒落た雰囲気のお店。テーブルが10数個店内にある程度で、それほど大きな会場ではありません。
ここに参加者が約100人。当然半数の人は立ったままです。というより、ゲームしている人以外は立った状態で、ゲームの様子を見たり、食事を取ったり、お話をしたりしてました。
正直歩くのに人をかわして動くほどの盛況です。
参加者の面々を見て驚く。女性が半数以上。たぶん65%が若い女性ではないでしょうか?普段のゲーム会の雰囲気ではない。
とにかくおしゃれな場で、コミュニケーションとしてゲームしている感じ。
女性が多いのは、主催者のSCRAPメンバーの大半が女性であることも理由の一端なんでしょう。読者も女性が多かったみたいです。とにかく華やか!それだけでも行った価値あり。
ゲームは、スコットランドヤード、カルカソンヌ、カヤナック、ヴィラパレッティ、ラミーキューブ、6ニムト、動物さがし、ガイスターの8つですが、参加人数が多すぎて、待ち時間が長い。2つ、3つ遊ぶのが精一杯。
それぞれゲームの勝者はシールを受け取る。1時間程度のゲームなら3つ。
30分程度の時間ゲームなら2つ。短時間ゲームは1つ。
一番沢山シールを貰った人が、自価23万円の特製トロフィーを受け取られてました。ちなみにこの人がシール5個で最高。
フリーペーパー以外にも、京都新聞やmixiでも宣伝されていたので、参加者が多かったようですが、ゲームってキーワードだけで来場されていた方々も多かったです。その点は嬉しいですね。
それと、私たちが普段遊んでいる会場の雰囲気と異なり、おしゃれに・社交的に遊ぶゲームの素晴らしさをあらためて教えていただきました。ヨーロッパの小説に出てくるイメージであこがれていた雰囲気に一歩近づいています。
今回はイベントでの催しですが、お酒を飲みながらゆっくりゲームする場が早く関西にも多数できればいいですね。
初めてゲームに触れる若い女性陣が大喜びしてゲームされていたのが嬉しかったです。
ボードゲームとドイツビールの宴
2006年7月21日
京都のフリーペーパーSCRAPの創刊二周年特別企画として、表題の宴が開催されました。
場所は、京都三条烏丸西のニュートロン
私もゲーム仲間の誘いを受け、インスト要員としてスタッフ参加させていただきました。
感想:思っていたよりとても面白かったです。
遊んだゲームは、スコットランドヤード、カルカソンヌ、カヤナック、ヴィラパレッティ、ラミーキューブ、6ニムト、動物さがし、ガイスターの8つ。
ゲーム選定にちょっと難ありますが、参加者は結構楽しんでおられました。
100人以上もの参加者がおられ、会場は人ごみの中。
それでもみんなでゲームを取り囲んで見てました。
イベントとしては想像以上の大成功ではないでしょうか?
ゲームセレクトとしては、もう少し短時間ゲームを主体にするなど工夫するポイントも多いですが、女性スタッフ中心にゲームのインストもしっかりされてました。
インスト専門の私たちゲーマーが4人いましたが、ほとんどサポートする必要性も無かったですね。
普段ゲームなんかされない人たちとしゃべりました。
その一方で、ゲームに興味を持って、参加されている人たちも大勢おられました。私はもっぱらこちらのタイプの人とお話してました。
写真は、おしゃべりしていた参加者の方。
ヴィラパレッティの前で楽しそうです。
普段ゲームに親しんでいますが、あらためてゲームの良さをを満喫しました。
こうした人との触れあいを大切にしたいですね。