ローマ帝国の危機(歴史カタン)
2006年11月4日(土)関西JAGA
歴史カタンの新作、今度は蛮族来襲によるローマ帝国滅亡のシナリオ。
プレーヤーはゲルマン民族となり、勢力衰えたローマ帝国内に進入し、永住の国家を建設するゲームです。
永住地を定め、国を広げて10勝利ポイントを目指します。
ダイスを振って資源獲得するところはカタンですが、資源交渉もさほどなく、従来のカタンのイメージとはかけ離れていました。
ゲーム展開によりステージが2つに分かれてます。
1つ目は、蛮族の略奪・戦力の補強モード
2つ目は、国の設立と領土の発展モード
自部隊は騎兵と歩兵の2部隊。これが各個バラバラに行動します。ユニークなのは永住地を定めるまでは、ひたすら動き回ってローマの都市を略奪すること。
毎回ダイス目4つ分の資源が入りますので、ぞくぞくと資源は手に入ります。それでも経の増強、幌馬車(愛称です!)の増強と資源カードはいっぱいいります。
ヨーロッパの3エリア以上の都市を略奪できると、今度はローマ都市を占領できるようになります。ここからは新国を発展させるモード。
国発展モードに入ると、資源は益々沢山入ってきます。でも必要な資源の量も増え、相対的には常に資源不足の感じ。この辺りはバランスを取っているのでしょう。
カタンらしく、ボーナス得点の方式は幾つかあり、オーソドックスに責めるもよし、発展カードを狙うのも良し、建国までに略奪を繰り返すのも作戦です。
今回は5地域略奪作戦の人が勝ちました。
なかなか面白いとは思いましたが、いかんせん時間が掛かる。今回はルールブック読みながらのインストで、インストも含めて3時間強。
ルール把握している人が説明すれば、インストは多分20分。ゲーム展開も事前に概要を聞いていればトータル2時間程度では収まるとは思います。
ちなみに、建国してからは悩むところも少なく意外と展開は早いです。